大学生時代の年金を追納してきた

先日、大学生時代の年金の追納について調べて、追納の手続きを踏んだ。そして、年金追納の申請用紙を送り、追納をするためにまた追納の用紙をもらった。もらった紙は全部で48枚。つまり、4年間かけることの12ヶ月というわけである。さすがにこの枚数は多いなと感じた。何としてでも利子がつく前に払わねばならないと思った。やっと今日の朝、平成15年度4月分を払ってきた。これからまだ47ヶ月も残ってると思うと気が重い。

そもそも、社会保険庁は追納すべき点についてアナウンスしなさすぎである。大学生が年金を免除(実際は猶予なのだが)する制度はさんざん宣伝しておきながら、追納すべき点については何にも言わない。これはさすがにまずいのではないかと思う。年金に関しての信頼性は下がる一方である。猶予手続きをした者は、社会人になったら追納すべきというアピールも早めにしておかないと、単なる本当の免除(これも実際は単なる空白期間)になってしまう。ここら辺にどうも社会保険庁の性格が表れていると思う。「休まず、遅れず、働かず」ってのはまさにそうだと実感した。しかし、働かないのにもほどがあると思った。

学生時代についての年金を、知ってる人とかに聞いてみたところ、大学生向け年金猶予制度なるものを使ってる人は、あまりそれほど多くないみたいだということが分かった。ある人なんぞは大学生の間でも年金を払っていたという。まあ、そんなわけであるが、やっぱり猶予されていたものは早めに追納しておかないと大変なことになるとは、猶予期間が与えられていた人たちはあまり感じないのかなあと思った。