夕焼けの公園

朝起きたのが9時。二度寝するのももったいなくて、そのままぼーっとしていたらいつの間にか昼になってしまった。昼頃から少しずつ部屋の片付けとか、Javaの勉強をしていたりしていたら、5時頃には夕暮れになってしまった。でも、日は傾いたとはいえ、まだ明るかった。たまには、自転車に乗って近くの公園に行ってみようと思った。ついでにカメラを持って行って何か面白いものを撮影してみようと思った。せっかく買ったカメラなのに、旅行ぐらいにしか使ってないというのももったいない気もした。それに、デジタルなのだから、不要な画像はその場で消せばよいのだ。今までカメラを積極的に使っていない自分を発見した。そんな訳で、カメラを持って公園に出かけたくなった

家の近所の公園と一言いっても、歩けば20分ぐらいかかる。歩いていこうものなら早速おっくうになってしまいそうな距離だ。その代わりものすごく大きな公園だ。昔の武家屋敷でもないのに、なんであんなに大きな公園が首都圏にあるんだろうってなぐらい、その公園は広い。隣に博物館とかあるのだけれども、たぶん、博物館のほうがおまけで、メインは公園じゃないかってぐらい、広い。

そんな広い公園に自転車で行ってみたくなった。実際、行ってみるとまだジョギングしに来た人たちがたくさんいて、その中を自転車で走っていったのだ。向こうが走ってるのにこっちが自転車という道具を使っていて、ちょっぴりと申し訳ない気分になった。でも、別に自転車が禁止されているわけでも無かったので、広い公園を自転車で探索してみた。

公園は縁に従ってぐるっと一周するような道があり、それに沿って自転車で走った。およそ一周2,3kmといったところだろうか、そんなに長い距離じゃない。時々、オブジェみたいなのが公園の道の脇にあったりするのだが、芸術性のかけらもないようなもんばっかり転がっている。「正直、ああいうのは撤去して・・・」なんて思っちゃったり。公園=オブジェ、みたいなのは共通認識なんだろうか。あんまり変なのを置かれても、存在価値のあるようなないような微妙なものばかり。いや、価値があったら誰かが盗んでいってしまうから、あえて価値の無いものばかり置いているとの逆転の発想かもしれない。