バイト先にいらぬ事を言ってしまった

アルバイト先ではあまりおもしろくはないが単調な、そして緩やかな仕事がある。前のアルバイト先ではかなりハードワークを強いられたので、ここのアルバイト先は正直そういう意味でよいと思う。あまり慣れないうちからひとりで仕事をすることに対して時間に追われるというのはとても精神衛生上よいとは言えない。時間にルーズでもやっていけるというのはよい職場(ただしアルバイトに限るが)の条件かもしれない。

そのよい条件の職場ですら、致命的な欠陥の条件がある。それは冬の函館は交通が悪いというのがある。ようするに通学のときに自転車もバスも使えない冬では、アルバイトが継続できないというのである。冬の路面は自転車が走るにはまったく不向きだし、冬の函館にダイヤどおりバスが来るというのはまったくの奇跡である。(時刻どおりに来た、と思ったら一本前のバスだったことがよくある)

そういう悪条件なので、冬場にアルバイトを継続するというのはまずもって無理なのである。そういう無理な条件を克服するのはエネルギーがいるので、秋口ぐらいまでに稼げるだけ稼いで辞めてしまおうかと考え中である。そういう考え中なことをちょっとしゃべってしまったら、もう少しで大変なことになるところだった。というのも、正社員の人たちは自分の仕事があまりにも大変なので、いったん仕事の手順をおぼえてもらったアルバイトには簡単には止めてほしくないからである。

今のところは大丈夫だと思うが、やはりこうこうことはもうちょっと考えてからしゃべるべきだった。何事にもうっかりは許されない場合があるから今度から気をつけようと思う。間違ってもアルバイトの身分で「仕事を辞めようと計画している」などとはしゃべらないようにしよう。でも、もうすぐ就職だからあんまり意味が無いかもしれないけど。