インストール時に使用した25桁のプロダクトキーを入手する

パソコンを何台も使い続けていると、どうしても管理が雑になってしまう。あちらこちらにファイルが乱れて、不要なデータは消さないままだったり、本当は永年保存すべきデータがいつの間にか消えてしまっていたり。管理が一元的に出来ない小規模なネットワーク上では、何かと管理が難しい。プロダクトキーも、インストール時にはちゃんと大切にしまっておいたはずなのに、誰かがソフトウェアの箱を捨ててしまってたりすることもある。

常識や習慣は難しい。家電製品のマニュアルやら保証書なんかは、ちょっと前だったら使えることが分かるとすぐに捨ててしまうのがふつうだった。昔はそれはそれでよかった。でも、今は違う。単なるビデオデッキにしたって、ハードディスク録画とかDVD保存とか、多種多様な機能がある。機能がある分だけ、壊れやすさも増してくる。パソコンなんかは箱ですら捨ててはいけない場合もある。インストールしたCDとか、マニュアルとかは捨ててはまずいものの典型的なものである。でも、そういう事情を知らない人は簡単に捨ててしまう。

今回、そういう事情らしき事態があった。インストールした後のパソコンはあるのだが、箱やプロダクトキーはまったく紛失してしまったらしく、アンインストールして、また別なパソコンにインストールするという事ができなくなってしまったらしい。たまたまそのソフトウェアがMSOfficeだったから、手元にCDはあるけれども、かんじんなプロダクトキーが無い状態であった。自分のパソコンに入れているものを、他人のパソコンにいれるのはできない。というわけで、プロダクトキーを調べる必要があった。いろいろ調べてみると、ProductKeyという、そのまんまの名前のツールがあった。これで、Officeのプロダクトキーをサルベージすることができる。