研究室配属
第一希望が5人を超えるところのテーマをちょっと抜き出してみた。下のリストはその先生たちの専門分野である。ここからいろいろなことが分かる。うちの学校の特色、学生の気質、得意分野など。
- 偏微分方程式論(特に爆発型の半線形波動方程式やその系)
- ソフトウェア工学,Webサービス技術,インターネット関連技術
- ソフトウェア工学、開発手法、開発支援
- 人工知能、マルチエージェントシステム、進化型計算、ロボティクス
- 人工知能、エンタテインメントコンピューティング、ゲーム情報学、観光情報学、災害救助支援
- インタラクティブシステム、ヒューマンロボットインタラクション、認知情報科学
- データマイニング データベースシステム 情報ネットワーク 複雑系情報学
- コンピュータ・アート
- 工業デザイン、色彩学
- 情報デザイン
- インタラクションデザイン インタフェースデザイン 情報デザイン
- モバイルコンピューティング、ユビキタスネットワーキング、インターネットプロトコル情報デザイン・造形デザイン・メディアアート
- 認知科学、生態心理学、視覚障害心理学
- マーケティング論、流通論、経営論、情報産業論
- 社会学、相互行為分析、エスノメソドロジーおよびCSCW
とりあえず研究室配属のウェブをのぞいて見て、第一希望が6人以上というところの先生の専門分野を抜き出してみた。すると、学生に人気のある分野がいくつも見えてくる。うちの学校の主要な方向性が見えてくる。キーワードとしてはソフトウェアそのものを作るとか、認知心理学でソフトウェアをよりよく使いやすくするというような傾向が見られる。この辺はあまり専門知識がなくてとっつきやすいからだろうか。
あとはデザイン系に人気があるのも特徴的な傾向がある。デザインができる人は少なくないけれども、全体的な傾向としては割合はあまり高くない。あとなぜか数学系の人に人気が高まっているが、たぶんプロジェクト学習で高校数学をテーマにした人たちが選んでいるのだと思う。この先生は「一回でも欠席したり、予習抜きで出席すると、卒業させない」っておっしゃっているので、学生はついてこれるのかなあとか心配してしまう。あとはセキュリティ関係は人気があることも読み取れる。