古いパソコンにタイムスリップ

メインで使っているノートパソコンが壊れたために、一昔前のデスクトップパソコンを使わざるを得ないのだが、どうしても時代の格差というものを感じてしまう。ハードウェアは基本的にデスクトップのほうが上であるのだが、やはり OS が昔のものだとやっぱり困る。WindowsXP の発売が2001年なので、もう世の中に出てからというもの4年間ぐらい経ってしまっているので、世の中みんな WindowsXP にあわせているからだ。

それに対して部屋にあるパソコンは WindowsME なのでどうしても9x系のカーネルを使っているがためにいろいろと制限事項があるのでとても困っている。ファイルシステムは壊れやすいし(実際ファイルスキャンをかけたら Thunderbird の実行ファイル群の一部が壊れていた)、おまけに少し実行速度が遅いし、使えないアプリもたくさんある。

やっぱり4年前のパソコンというのではいろいろと制限事項が増えてしまっている。開発しやすいのもNTカーネルである WindowsXP ならば、使いやすいのも WindowsXP である。一昔はNTを使っているというのはとても高価なものであった。今はとても廉価に手にはいるのでみんなが使っているので、わざわざ制限の多いWindowsMEを使う必要性はどこにもない。

制限事項として実行速度が少し遅いというのは我慢できるとしても、使えないアプリがけっこう多いというのは困る。その代表格が Office2003 である。オフィス系のソフトウェアというのは学校で使う頻度がとても多いので、使えないと何かと支障が出るのである。まあ、この辺は学校のパソコンを使うとして、なんとか事態を乗り切ろうかなと思う。次に使えないのが PhotoshopIllustrator である。学校にもあるから使えないことはないんだけど、やはり手元でいつでも使いたいソフトウェアである。

あと、一番困るのが開発系のソフトウェアである。プログラミングをするために VisualC++2003 を入れたりしたくても、インストーラで制限がかかっているために入れることができない。やっぱりプログラミングをするのにはコンパイラが必要である。gcc などでもできなくはないのだが、マルチスレッドを使うときにはなぜか VisualC++ でないとダメらしい。(gcc Windows版などはマルチスレッドをうまくエミュレートしてシングルスレッド上で動かしているらしい)