パイプオルガンを聞いてきました。

函館の教会でパイプオルガンが付いている教会というのは珍しい。私は今までパイプオルガンの演奏というものを見たことが無かったので、そういうおもしろさというものを目当てにもしながらパイプオルガンの演奏を聴きに行きました。

今でこそ パイプオルガン=中世ヨーロッパ のような雰囲気だけれども、パイプオルガンが発明されたときはもう時代の最先端だったわけです。それに、現代に住む私たちにとっても、仮想現実のような薄っぺらい中身の無いようなものばかりに触れてばかりいると、そういう中身の詰まったものと触れるとやっぱり違います。

ふだんパソコン・電話などを通じて耳にしている音というのは、いったん周波数別に分解されてかなり圧縮されているわけで、再生された音というのは原音とは似ているけれども違う音です。あたかも冷凍されたこんにゃくを解凍しても、まったく同じ味・食感にはならないのと同じだと思います。

で、同じ函館市内とはいえども、やはり知らない人だらけです。「誰か知っている人居ないかな〜」とかあたりを見渡していると、後から来たのだとと思うのですが、知っている人がいてとても安心しました。やっぱり見知らぬ場所というのはいつだってちょっと怖じ気気味なのかもしれません。