VisualC++2005 を使ってみた感想
少しばかり私がVisualC++2005を使った感想を書きとどめておこうと思ういます。VisualC++2005が出たのでいろいろとどういうふうに変更されているかが気になったので、ベータ版をダウンロードしていろいろ使ってみました。インストールはVC++2005本体とMSDNヘルプとSQLデータベースの3つの選択肢があり、私は本体だけインストールしました。まあ、データベースなんか使わないし、そもそも使い方が分かりませんので。(笑)
Win32APIは.NETに取って代わり消えゆく運命?
新規作成でWin32(CLR無し)ではコマンドラインと静的ライブラリはOKだが、DLLとGUIアプリはNGになってしまっている。これから作られるアプリはたぶん、この制限に引っかかると思う。そしてGUI設計のやつもなくなった。(RCファイル生成のIDE)もない。もしするんならコマンドラインにてやるらしいかもしれない。
旧プロジェクトを開いてビルドしようとしたら windows.h
無いよって言われた。しかもコマンドラインでさえもそのような制限があった。もうCLR無し版アプリは作ることができなくなってしまう。たぶん、MinGW
あたりを使わざるを得ないのかなあ?
GXオプションがEHscオプションに取って代わるらしい
cl : コマンド ライン warning D9035 : オプション 'GX' の使用は現在推奨されていません。今後のバージョンからは削除されます。 cl : コマンド ライン warning D9036 : 'EHsc' を使用してください ('GX' は使用不可)
C++のソースコードをコンパイルするというオプションにGXオプションを廃止する方向になってきて、その代わりにEHscオプションを使うということになってきている。この変化が何を意味するかはハッキリとは分からない。たぶん、私の考えでは重複したオプションを一本化するということである。