gcc4.0.0のmake
今までコンパイル済みのMinGWを使っていたのだが、やっぱり最新の版を使いたいということでGNUのほう(もちろんring.gr.jpのミラーから)からソースを持ってきてコンパイルしたところ、みごと引っかかってしまった。メッセージから読み取るとzlibでつまづいているらしい。で、いろいろ探し回ったら次のオプションでconfigureを実行するといいらしい。
./configure --with-gcc --with-gnu-ld --with-gnu-as \ --host=mingw32 --target=mingw32 --prefix=/mingw \ --enable-threads --disable-nls --enable-languages=c,c++ \ --disable-win32-registry --disable-shared \ --enable-sjlj-exceptions
今gcc4がけっこう問題になっているらしいのだが、やっぱり実証しなくては何も始まらないですよね。ですからこのコンパイルが成功すると、得るものがたくさんあるのです。
MSYS上でできない!
なぜかMSYS上ではMake
が続行しないのです。プロセスを見ると、shはほとんど負荷がかかってません。無限ループにはまっていないにもかかわらず応答待ちになるということは、MSYS固有の標準入出力問題があるからでしょうか。MSYS上では入力と出力はまとめて実行されるため、Windowsコンソールではできる入力と出力の交互という、当然のことができません。(MSYSでは入出力がこんがらがってかたまったようになる)
しかたがないのでWindowsコンソール上でMake
をしました。とは言ってもWindowsのシェルではMakeができないのでsh.exe ./configure
などとしました。もちろん前述のたくさんのオプションも一緒につけて。