VC++2008をインストールしてみた

会社から見ていて、今日、VisualStudio2008のExpress EditionのISOファイルが公開されている事に気がついた。家に帰って、早速Visual Studio 2005を消して、2008を入れてみた。私の場合は C++ > C# なので、まずはC++版から使う事にした。2005との大きな違いは、Win32 APIを使うためのパックが同封されたという事が挙げられる。2005だったら、IDEを使うためのISOインストールファイルと、APIを使うためのISOインストールファイルが別々に分かれていた。でも、2008になると、IDE版とAPI版を一緒にインストールする事ができる。これが初心者向けの最大の違いである。

そもそも、VisualStudioにはいろいろな版が存在していて、プロのプログラマ(≠コーダー)が使う版もあれば、まったくの初心者向けもある。ExpressEditionはまったくの初心者向けに設定されている。(と宣伝されている)それなのに、別々のインストールファイルからインストールせよ、とか言って、あれこれシステムのファイルをいじくる事を強制されるVisualStudio2005は矛盾していた。2008では、そういう矛盾を解消した。これは入門者の敷居を一段と下げたという事を意味していて、とても喜ばしい。

さて、実際にインストールしてみると、同じExpressEditionでも2005と2008には大きな違いがある。まず、ツール群が大幅にカットされたらしい。windiffとか、デバッグのちょっとした小物らしきものは排除されている。(※ Platform SDKが無いから、考えたら当然だった)たぶん、ぐっと入門者にターゲットを絞り込む上で、あまり使う頻度の高く無いツール群に関しては削除されたのだろう。

まあ、何はともあれ、ちょっとものの試しに使ってみる事にする。