きぼう21プランの欺瞞

なんか最近、日本学生支援機構のきぼう21プランの金利の3%制限が撤廃されるか上限が引き上げられるというニュースを聞いた。なんていうか、高校・大学を卒業した学生が借金を返さないとかいうことはよく聞くけれども、そしたら事実上教育ローンのことを奨学金と呼ぶのは欺瞞じゃないのかというそういうこともあると思う。まあ、両方合わせての親の収入が300万円にも満たない高校生は大学に通うにはこれを頼るしか道は無いんだよなあ。で結局、大学卒業時には夜逃げしてもおかしくないぐらいの借金ができあがる。本来、奨学金というのは返さなくてよいものだけが奨学金だと思う。そういう欺瞞がまかり通りながら、かつ金利が上がるというのは何か国の政策が間違っていると感じる。