ブラウザのプルダウンメニューの実装の差

新しいノートパソコンを買おうと、ヒューレットパッカードのウェブページを見ていたらどうも変だと思っていた。すると、プルダウンメニューの幅が変なのだ。ブラウザのちょっとした実装方法の違いなのだが、やっぱり違いが目立つところは目立ってしまうものなのかなあと感じてしまった。

Firefoxでのプルダウンメニュー

文字の幅が大きかったらそれに合わせているのがよくわかる。この実装のしかたはちょっと文字がはみ出たぐらいだと、それにあわせるというのでよいのかもしれないけれども、一方で大幅にはみ出た場合、見栄えがわるくなってしまうという欠点がある。

Operaでのプルダウンメニュー

文字の幅を自動調整ではなくて、固定長なのがFirefoxに比べたらよくわかる。この実装方法の一番の特徴は長方形のボックスが綺麗にまとまることである。文字を最後まで表示するのをやめたので、文字が途切れてしまった場合はちょっと汚くなってしまうけれども、まあこれはしょうがないかなと思う。でも文字が途切れてしまっているので、やや不利である感は否めない。

また Opera の特徴として、米フォントと日本語フォントが違っていることがある。(それぞれそれ専用のフォントが割り当てられる)表示してみると何か変な感じである。Operaではタグごとにフォントをブラウザの設定として変更できるのだが、タグごとなのでFirefoxみたいに一括してフォントを変更することができないのが残念である。

IEでのプルダウンメニュー

IEFirefoxの実装方式かと思いきや、Operaの実装方式だったのにはちょっと意外だった。やっぱり実装の差なんだろうなあ。IE6はたしか2002年の作で、未だに現役で使われているということにはちょっと愕然としてしまう。今のブログだとか何とかで進歩したHTMLを表示するのにIEが使われるというのはちょっとしんどいかもしれない。