将来のこと

大学を卒業したら将来はどうするか、ということについて悩みます。というのも卒論の方向性と修論の方向性をなるべく一致させて一貫性をつけた方がエンジニアとしてちゃんとできるし、そもそもそれでなければ院まで行った甲斐がないと思う。今日は暗号を専門とする研究室に行ったのだけれども、やはりハイレベルな先生だった。

暗号のエンジニアはまだまだ足りないらしく、そっち方向ではきちんと修行を積めば有望なふうになることができるというそうだ。やっぱり自分の土俵で戦うべきというか、プログラミングでは私はあまりたいしたことがなくって、文法に沿ったプログラムしか書けないし、単なるコーディングレベルでとどまってしまっている。(コ)の業界というのはとても奥が深いが、私はプログラムを書くだけのコーダになってもしょうがない。

かといって、物理の先生が進めるハードウェアの方向性というのも私には合わないような気がする。やはりあちらの世界は物理ができてなんぼ、という世界なので、線形代数とか微分方程式をいくら効率よく解いたところで、数学ができるんだね、というところで終わってしまう。高校の時点で物理につまづいてしまったし、いくら大学で回復できるとはいっても物理学科出身の人と対等に勝負、というのにはとてもついていけない。

というわけで、自分の持てる力を最大限に発揮するには「プログラミングはそこそこできる」というのと「数学もそこそこできる」というのを両方生かす方向で、両者の融合する範囲で戦うのが一番よい選択肢という結果になって暗号の研究室に行くのが一番よいと思われる。ただ、暗号というのは計算力が要求されるのでそんなに簡単なところじゃないのがもどかしい。まあ、合わない研究室ならばどっか違うところに行けばよいのだと思う。すべては神さまのみこころのままに。。。